お風呂の鏡につく水あかを簡単除去!3Mの研磨技術で鏡がキレイ #3mjp

こんにちは、テクノロジーおたくのyutaka(@goyutaka)です。

技術屋ですので、どうしても製品に活かされているテクノロジーなどの話が好きです。
今回、3Mジャパンさんの、ざ・3Mセミナー第4回「表面を変えると変わる!、3M」に参加してきました。


あらためて3Mさんって、何でも作っている会社だな〜と感じてきた所です。





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研磨技術がお風呂で活きる!

面白い研磨技術を紹介して頂きました。
その名も「トライザクト」


普通の研磨製品は硬いトゲトゲがランダムに紙などの面に接着されていて、そのトゲトゲで物を削って行きます。
紙ヤスリなどを使った事がある方はわかると思いますが、削りカスが目に詰まってそのうち削れなくなってきます。

このトライザクトは、ピラミッド状の突起の中に研磨成分が入っていて、研磨したときの削りカスがピラミッド同士の谷に落ちていくので、研磨面は常に出ているので安定した研磨が出来るというものです。

お風呂でその技術を応用。
「鏡の水あかクリーナー」の研磨面がトライザクトを使っています。


プレゼン資料だけじゃ〜なんだかホントなのかな?と思ってしまうのですが、下の写真の顕微鏡の中の整列したブツブツが見えますか?
このトライザクトになっています!


そもそもお風呂の鏡の「水アカ」って何なのかな?と思い調べてみました。

これは、水道水の中に入っているカルシウムやマグネシウムの金属イオンが蒸発して残ったものです。
初めは簡単に落ちるようですが、長時間経過するとかなりガンコな汚れになるのです。
だから普通の洗剤では落ちないのです。

この製品の研磨面は「酸化セリウム」で出来ており、ガラスの研磨に使う材料なので、キズを付けずに鏡を磨けます。
そして形が水滴状になっている「鏡の水アカクリーナー」なら先の尖った部分で鏡の隅々まで磨きやすい形状に設計されています。



トライザクト!

模型で説明してくれました。
グレーの模型の中に、白のツブツブが入っていますが、この部分が研磨剤になっています。


ピラミッドの尖った先っちょがだんだん削れてきますが、中の研磨材が常に安定して研磨面に接し、かつ削りカスが谷間に落ちて行くので研磨材の間に詰まらないので目詰まりしない構造になっています。

こちらは、工業用のトライザクトのヤスリです。


研磨面を顕微鏡で見ると、「お〜!整列している!」とかなり驚きでした。


まとめ

3Mさんの製品はプロ用から、一般家庭まで幅広く製品が出ていて驚きでした。
そして、その製品の中のテクノロジーも非常に興味深いものでしたよ。

3Mさんの廊下のディスプレイには、このようにオフィスにある製品から、


ちょっと特殊用途なものまで、さまざまな製品があります。


私のような技術マニアになってくると、プロ製品の技術が一般家庭でも使えると思うと、なかなか楽しく製品を使えてしまいますね。
これから年末に向かって活躍できる製品ですので、みなさんもお試し下さいね。


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