南アルプスの天然水「白州工場」を見学!今後はサントリーの天然水を選ぼうと思ったポイント

こんにちは、自然が大好きなyutaka(@goyutaka)です。

普段は何気なく「安いものを買う」という感覚でミネラルウォーターを選んでいましたが、今回「サントリー南アルプスの天然水ふるさと体験ツアー2014」に参加してきました!

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とても天候に恵まれた一日で、各行程明るい日差しと気持ちよい風を感じながら見学する事ができました。



行って来たのは、サントリー天然水白州工場
一般の工場見学も実施していますので、是非一度は見に行ってみてください。



このイベントがきっかけで、改めて水選びを考えてみる機会になりました。
「サントリーの天然水推し」になりかけています。笑


南アルプスの大自然が源!

今回のイベントでは、「南アルプスの自然を歩く」というプログラムがあり、この工場の周りの自然を感じてきました。

行ったのは、「白州・尾白川」
ここは環境庁の名水100選にも選ばれた場所です。

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ここは、甲斐駒ケ岳を源とする清流です。
が、天然水はこの水ではありませんので、あしからず。

そして、この清流むちゃくちゃキレイなんです!
久々にこの様な綺麗な川に会いました。
※北海道出身で渓流釣りをしまくっていた私としては、川の綺麗さにはうるさいかも!?笑
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大きな岩がゴロゴロとしているのですが、白系の色の岩なんです。
そして、手をつけてみました。
透明度が高くて、水面がどこか写真じゃ判別できません。

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冷やっと引き締まる程の冷たさ。
そしてこの砂は、先ほどの大きな岩が削られて堆積したものなので、同じく白系の色なのです。

この白っぽい岩の正体は「花崗岩」なのです。
川原だけではなく、ここへのアクセスの途中にもゴロゴロとしています。
これは巨大なヤツです。

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表面は、こんな感じでコケも生えております。
これは雨などの水分がこの岩の中に浸透していって、そこからの水分が出る事によってコケもこのように生息していけるとの事です。

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この花崗岩の山が美味しい水のポイントなのです。
この花崗岩の地層が巨大な濾過装置となり、特徴としては緩慢な水濾過が行われるようになり、この中に含まれるミネラル分を含む「おいしい水」が出来上がる様です。

この濾過だけではなく、ミネラル分が溶け出していくという過程は、人間が作る濾過装置では実現できない微妙なさじ加減をしてくれるのではないでしょうかね。

この綺麗な清流にくるのには、ちょっと涼しくなるポイントがあります!
定員5名の吊り橋です♪

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先ほども書きましたが、この綺麗な清流が南アルプスの天然水ではありませんが、このような自然が保たれている山脈を水源として、約20年以上の歳月をかけ花崗岩により「磨かれた水」で製造されているという点で、非常に私の中でのポイントがあがりました。

こちらの渓谷は「尾白川渓谷」。
駐車場もあって一般の方も行けますので、近くに行く機会があれば立ち寄ってみて下さい。



徹底した品質管理の製造工程

渓谷散策のあとは、白州工場へ移動。


天然水なので、工場ではただ汲上げてボトリングしているだけかと思ったら、違うんですね!

汲上げた原水は、きめ細かいフィルターを通して濾過、その後ミネラル分や味を損なうことなく高温殺菌をかけて、その後ボトリングされる工程となってています。

日本の基準では「高温殺菌」が必要ということです。
この基準も「日本」「欧州」「アメリカ」ではそれぞれ違っており、欧州基準は「無殺菌・無除菌」となります。
日本の場合は、この無殺菌だとその事を表示しなければならないということです。

厚労省のガイドラインでは、
・ナチュラルミネラルウォーター
・ミネラルウォーター
・ナチュラルウォーター
・ボトルドウォーターまたは飲料水
この4つの原水と処理方法が違いますので、購入される水がどういったものなのか確認してみると良いと思います。
※参考 東京都水道局

そして、肝心の工場ですがラインは撮影禁止となっております。
是非自分の目で見て確かめて下さい。

そして、見る事のできない行程をLIVE映像+CGにて解説して頂けました。



なんと、工場のラインにほとんど人がいません。
自動化されているのはもちろんですが、何か異物を持ち込んでしまうのは人間の出入りが一番大きいという事で、非常に厳格に管理されています。
この点も、徹底していると感じました。

サントリーの出荷天然水は3種の水源

テイスティングも今回は特別バージョンなので、普通の工場見学では出して頂けないものもご提供頂けました。


飲み比べてそれぞれの味の違いを体感しました。
まず、基本はサントリーの天然水は「軟水」とよばれるものである事を体感。
ミネラル分が100以下が「軟水」で、300以上が「硬水」という区分になります。


軟水と硬水は、はっきりと違いがわかります。
硬水の方が、重さを感じる味わいです。

そして、初めて知ったのはサントリーの「天然水」は販売エリアで水源が違うという事なのです。
・南アルプスは東日本
・奥大山は関西・中国・四国地方
・阿蘇は九州地区
と、それぞれ違うんです。


そして、水源が違うという事で硬度も違うので味も違うのです。
といっても微妙で、「何か違うけど表現出来ない感じ」というのが私の感覚です。


・南アルプスは硬度30
・奥大山は硬度20
・阿蘇は硬度80
ですので、自分の居住地と違う所にいく予定がある方は飲み比べをしてみて下さい。

最後に、スパークリングとフレーバー系も頂きました!
ちなみにこの系列は、全て「南アルプス」の水を使用して全国販売しているとの事で、風味とのマッチングのようです。


さいごに!

私の一番気に入った点は、この南アルプスの環境とその環境を保全するためにサントリーが行っている森林整備活動です。
この環境の原水とこの企業の取り組み方を肌で感じる事で、「間違いの無い製品」ではないかという事を感じました。

今まで何気なく買っていたのですが、今後の製品選びの基準ができた気がします。
一般見学も随時やっていますので、是非ドライブがてらお出かけしてみると新たな気付きがあると思います。


そして、白州といえばウィスキー!
敷地内にはウィスキーミュージアムもあって、歴史や製造を知る事ができます。
そして工場限定ギフトも販売しておりますので、これもなかなか良いです。



そして、懇親会では美味しい「森香る白州ハイボール」を楽しく頂く事ができました。

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「森香る」というタイトルを充分に理解することができたイベントとなりました!
サントリー様、ありがとうございました。



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