プラズマクラスターで浮遊菌除去!シャープの加湿器で寒さ対策と除菌

関東の寒さに慣れる事ができない北国育ちのyutaka(@goyutaka)です。
※本記事は2014年1月3日に記載したものを2014年12月5日に一部修正しているものです。

エアコン暖房での暖まりにくさと、皮膚の乾燥を感じ年始の初売りで加湿器を購入することとしました。

ちなみに、購入したのはこちらの製品



湿度と体感温度

我が家は賃貸という事もあり、暖房設備はエアコンしかありません。
そして、寒いのでガンガンエアコンを回すのですが、乾燥がひどくなり体感温度は寒いままという悪循環になっておりました。

では、「乾燥すると寒く感じる」のはなぜ?
と、実は体感温度の公式があるのですね。

室温22℃でエアコンを入れた時の相対湿度が30%の時の体感温度は、
体感温度=22-1/2.3×(22-10)×(0.8-30/100)=19.4℃
なのです。

22℃でも19.4℃の体感しかなければ、2.6℃の差があるのですね。
それをまた温度設定を上げるわけですが、悪循環ですよね。

ちなみに湿度を60%まで上げると、
体感温度=22-1/2.3×(22-10)×(0.8-60/100)=21℃
と、これなら全然良いですね。

住宅の快適な湿度は
40〜70%が適正範囲と言われますが、私の今までの経験(建築業)で言うと、60%を超えてくると窓の結露などが条件によっては出て来ますね。

湿度とウィルスの関係

風邪はウィルスが原因で感染するわけですが、
気温が低く、乾燥しているとウィルスが活発になり、
気温が高く、湿度が高いと活動が弱まる
という事です。

そのほか、乾燥しているとウィルスが空気中に漂う時間が長くなり、それが呼吸などで侵入してくるようです。
また、体の粘膜の粘液が病原体を排除する仕組みがあるのですが、その機能も弱まってしまうという事で、さらに感染しやすくなるのですね。

そして今回選んだのは、シャープのプラズマクラスター搭載機にしました。
同じ性能の他社製品と比較して¥2,000程度のアップだったので、こちらを選択。

シャープのサイトによると、この機能で浮遊菌表面の細胞膜のタンパク質を切断し、40㎥の密閉空間での試験結果では、38分で99%の抑制効果がでている様です。
¥2,000程度でこの効果が得られるのであれば、良いかなと判断しました。

簡単お手入れ!

カミさんの選定基準は、手入れがしやすいか?という部分のようでした。
加湿器なんて、そんなに手入れする部分も無いのではないかな〜というのが私の考えでしたが、シャープ製品は本体側面にお手入れのガイドが貼ってあり、それを見て選定しました。

まずは水タンク。
ここは上から乗っかっているだけの構造です。
ちなみに、容量が4リットルで機器性能が500ml/hですので、割り算をするとMaxで使用すると8時間で水が無くなる計算ですので、毎日給水が必須です。


水タンクの口ですが、この中心部分にオプションで銀イオンカートリッジをつける事で、水の汚れを軽減できるようです。


水受け皿も横にスライドするだけで、簡単にこの様に出て来ます。


フィルターも簡単に取り外し、交換が可能になっています。
フィルター寿命は8シーズン(48ヶ月)がメーカー公称のようです。
これでいくと、10月〜3月までの6ヶ月を8年間という計算になるかと思います。
意外と超寿命!


あと、お手入れ部分としては、給気フィルターと吹出し口部分です。
いずれもワンタッチの簡単構造で、これならお手入れもしやすいなというのが乾燥です。




まとめ

我が家は賃貸の戸建て住宅で、築約25年が経過している物件です。
そのため、今の住宅の様に気密や断熱が一昔前の構造で作ってありますので、とても寒い家なのです。

エアコンをかなり運転させるので、乾燥と体感温度の低さにさすがに参っておりましたので、今回の導入で体感温度と空気環境の向上ができればと思っております。

皆さんも、体感温度が低いと感じる方は一度湿度を確認して、適正に加湿してみて下さい。

ちなみに、今日一日使ってみた感じでは、体感温度上昇しました。
エアコンの温度設定も1℃下げる事も出来、効果を実感しております。