森林ボランティア活動の技術アップ!里山管理技術講習会に参加

本日は、「トトロのふるさと基金」主催の「里山管理技術講習会(基本編)に参加してまいりました。

ちなみに私は、ここの基金の「トトロの森で何かし隊」という、森の維持管理をしているボランティアサークルに参加しております。





座学の会場は「クロスケの家

今日は天気も良かったので、縁側がポカポカして超気持ちよかった~♪



私は、活動に参加してから約2年程度ですが、昨年は業務の状況で、全く参加出来てなかったので、今回の機会に講習を受けました。

改めて「森林ボランティア」とはという初心にふり返り、これには4つの原則がある事

1.自ら進んで行動する   = 自主性・主体性・自発性・自立性
2.ともに支えあい、学び合う= 社会性・連帯性・公共性・公益性
3.見返りを求めない     = 無償性・無給性
4.よりよい社会をつくる   = 創造性・開拓性・先駆性・社会開発性

ここから

■ 強い使命感   (熱い情熱) ⇒ 技術の向上
■ 客観的な判断力(冷静さ)   ⇒ 最大の安全性

を生んでいき、バランス良く学んで行くことで、より知識が広がっていくんだと感じました。


座学では、体調管理から服装や道具、作業の進め方と危険動植物などについての講義を受け、今までも過去に学んでいた事なども思い出しながら、かつ新しい発見などもできました。

午後からは、実技演習にて「トトロの森16号地」へ移動

  
実際に装備(ヘルメット、手ノコ、鉈)を身につけ、道具の使い方の実践です。




これは、講師の先生から、間伐する時の切り方のレクチャーを受けている所。

受け口と追い口を作って上げるという作業方法の他、伐採する時には作業するスペースにある余計な物を撤去してから、写真の様な立膝の姿勢についての意味まで教わりました。




小さな常緑樹ですが、基本にそって「受け口」と「追い口」をつけて、木を倒している所です。
拡大するとわかりますが、丁度まんなかなあたりの木は繋がっているのですが、そこが「つる」とよばれて倒れて行く際に、「メリメリ」と音をたてながら、ゆっくりと倒れていくんです。
このゆっくり倒すという部分の為の意味があるという事を、実は初めて知りました。

この後は、伐採木を1.5m程に切り(玉切り)、地面に打ち込む為の杭作りで、ナタを使って鉛筆状に杭先を作る作業を実践。

この16号地は、ちょうど一年前に取得して実際の定期作業では入っていないエリアでしたが、今回の作業で一部間伐が出来ましたので、光の入るキレイな森になりつつあります。


森って勝手に生えている訳では無く、きちんと手入れをしてあげる事によって、花などの植物も生えてきてキレイな森になって行くんです。



森の中にいると、気持ちが良いですね~♪


是非ご興味のある方は、基金のホームページで見てみてください。
気軽にお声がけ頂いても結構です。

来月には、またボランティア登録説明会がありますので、一緒に作業してくれる仲間が増えると嬉しいです。